プロデューサーはそう言って部屋を出ていった



「なんで今話せないんだよ」



鳴山が愚痴った



「まあ、鳴山氏いいじゃないですか。結果は変わるものじゃないのですし」



30分は光のように早く過ぎていった



プロデューサーがまた部屋に入って来た



「えー、みなさん大変お待たせいたしました。では第4回戦進出者を発表したいと思います」



プロデューサーは手に持っていた資料をじっと見た



冷たい空気が流れる中8人もじっと睨んだ