「いや、そんな…本当にないですよ。それに僕に注目するより、1位の烏丸さんとかいっぱいいるじゃないですか」



「…烏丸は正直明日なら勝てる。…勝てるか分からないのは鳴山、風間、芥川、倉間だ」



「俺は?」



古葉は自分を指差して聞いた



「…古葉は稼いだ金もあるが強みとなるものがない」



「ふ〜ん、あっそう」



古葉はふてくされてしまった



「まあまあ古葉君。稼いだお金が実力じゃないよ。それだったら鳴山君はもっとすごいはずだもん」



意味深な芥川の発言



「…どういうことだ?」