「ねえねえ」

「はっはい」

後ろから肩を叩かれ、振り向くとぱっちりとした二重に

くるっと巻かれた茶髪の女の子が声をかけてきた。

「あんた名前は?私は岸本麻海」

「河合美波でっです…よろしくね…」

「そっかぁ美波ねーよろしく」

「うっうん」

これからの学校生活が楽しみだ。

そう思ってたのだけど……