「……それがどんな刑であろうとも、か?」 「えぇ。当然でございますわ」 迷いなくそう言う姿は既に覚悟を決めているようである。 「そうか……なら処分を言い渡す」 「仰せのままに」 俺がそう言葉を発するとフィグリネは跪いて最上級のお辞儀をしてみせた。 覚悟は決まってるんならまだ良いわ。 泣き暴れられるよりマシやからな。 「第一妻フィグリネ・シュワルツ・ガルゴは――――――…… 国外追放に処す」