陛下は………全然変わっておられないどころか、更に素敵になられた。
私の力を知ってもなお……目の当たりにしてもなお、一緒にいて下さるだなんて。
変わらずあのようなお言葉を私にかけて下さるだなんて………。
あんなに思って頂けるなんて想像すらしていなかったので、そのお言葉だけで今まで考えていた不安な気持ち全て、どうでもよくなった。
「わ…………私も陛下がお側にいて下さるのであれば、他は何もいりません………っ!」
まるで陛下のお言葉は魔法のようで、私の感情を簡単にかき回す。
しかし、改めて思う事は……………私は陛下が好きだって事だ。
こんなにも会えて嬉しい……………………。
「………アニーナ」
私の名を呼び陛下はソッと私を抱きしめ、陛下の大きな身体が私を包んだ。
そんな幸せな時間を過ごしていると、
「あの……………アンディード帝国の陛下とアニは一体どんな繋がりがおありなのですか………?ま、まさか愛人………」
違う方向から何やらチベットさんの声がした。



