裕也はその場から立ち去ろうとした… 「何バカなこと言ってんのよ!」 「かっこつけんじゃねぇよ!」 詩織と伊吹が必死で呼び止めた。 「幼なじみに失格とかねぇから(笑)」 「そうそう! あんたがいなくなったら春どうすんのよ」 「伊吹…詩織…」 「ちゃんとその怪我治してこいよ!」