遥華side


さあー!やってまいりました特訓初日!

静龍の下っ端はいつも全員いるわけじゃないから結構見もの!


最初は・・・走り込みだよね!


「ほどほどにしとけよ・・・。」


今日の付き添いは純。私の特訓のつらさを唯一知ってる。

「何言ってんの!私たちも走るのよ!」

「は!?」

私は笛を鳴らし指示を出す。

「これから走り込みをする。なるべく私たちのペースについてきて。以上。」

純と下っ端の前に行き準備運動をする。

「なあ、俺たちも本当に走るのか・・・?」

「当たり前じゃない。」

なんか純の表情が険しくなってたけど大丈夫かな?

「それじゃあ、しゅっぱーつ!!」

私たちは走り出した。