in遥華room


「ねえ、純。さっき私と光輝さんが話してる時に悲しそうにしてたのはなんで?」

そのまんま言っちゃったけど、大丈夫かな?

「ああ、そのことか・・・」

なんだろ?歯切れ悪いな。やっぱり連れてきて正解だった。

「ここの廊下は誰も通らないと思うしこの部屋も防音室だから心配ないよ。話してみ?」

純は一瞬驚いた顔をしたけどいつものポーカーフェイスに直り、こう言った。










「俺、親にも嫌われてるのかなあ・・・」