あきひろのおじいさんが死んだのは春先だった。 あきひろがひとりで遺品の整理をしたいと言うので、わたしはそれを尊重して、 葬式が終わってからは放っておいてあげた。 毎日遅くまであきひろの家には明かりがついていた。