「どうしたの?」
あきひろは目を開けて、はあはあと息をつきながら、
「誰かに首をしめられて息ができない夢を見た。こわかった。」
と言って、わたしのふとんにもぐりこんできた。
そしてわたしの体にぎゅっと体を押し付けた。
あきひろの肌は熱く、熱があるように思えた。
「熱があるんじゃない?なにか飲み物を取ってこようか?」
わたしは言った。
「ううん、自分で行くよ。トイレにも行こうかな。」
と言って、あきひろは起き上がった。
やっと闇の中にいつもの平和が戻ってきたような感じがした。
そのくらいあきひろの様子は異様で、なにか恐ろしいものがわたしたちの生活に影を落としたような感じがした。
なんだか空気までも熱っぽかったので、わたしは窓を開けた。
さって風が入ってきた。
湿った土の匂い、木の気配、小さな月………。
早く、いつもの夜になれ、とわたしは思った。
星がちかちかまたたいて、薄曇りの空を飾っていた。
しかし、いつもの夜は永遠に戻ってこなかったのだった。
あきひろは目を開けて、はあはあと息をつきながら、
「誰かに首をしめられて息ができない夢を見た。こわかった。」
と言って、わたしのふとんにもぐりこんできた。
そしてわたしの体にぎゅっと体を押し付けた。
あきひろの肌は熱く、熱があるように思えた。
「熱があるんじゃない?なにか飲み物を取ってこようか?」
わたしは言った。
「ううん、自分で行くよ。トイレにも行こうかな。」
と言って、あきひろは起き上がった。
やっと闇の中にいつもの平和が戻ってきたような感じがした。
そのくらいあきひろの様子は異様で、なにか恐ろしいものがわたしたちの生活に影を落としたような感じがした。
なんだか空気までも熱っぽかったので、わたしは窓を開けた。
さって風が入ってきた。
湿った土の匂い、木の気配、小さな月………。
早く、いつもの夜になれ、とわたしは思った。
星がちかちかまたたいて、薄曇りの空を飾っていた。
しかし、いつもの夜は永遠に戻ってこなかったのだった。



