小さい頃、あきひろはその部屋でおじいさんと寝ていた。
時々、心臓が止まっていたらどうしようと、夜中におじいさんの胸に耳をしょっちゅうあてたものだ、とあきひろは前に言っていた。
そのきちんとしたダンボールのあり方や、本がきちんと大きさを揃えてひもでくくられていることや、家具がていねいに積み重ねられているのを見ていたら、
あきひろの真の悲しみやおじいさんに対する静かな愛情が伝わってきて、わたしは泣いてしまった。
そこにあきひろがまたひとつ、ダンボールを抱えてやってきた。
時々、心臓が止まっていたらどうしようと、夜中におじいさんの胸に耳をしょっちゅうあてたものだ、とあきひろは前に言っていた。
そのきちんとしたダンボールのあり方や、本がきちんと大きさを揃えてひもでくくられていることや、家具がていねいに積み重ねられているのを見ていたら、
あきひろの真の悲しみやおじいさんに対する静かな愛情が伝わってきて、わたしは泣いてしまった。
そこにあきひろがまたひとつ、ダンボールを抱えてやってきた。



