わたしがその午後、あきひろを訪ねたら、あきひろはろこつにいやな顔をした。
わたしは気にせずずげずげ上がってふとんを干しはじめた。
するとあきひろは無言で片付けに戻っていった。
家中にまだ、おじいさんの匂い、懐かしい、古い布のような優しい匂いがしていた。
そして家の中を一周してみて、わたしはあきひろが超人的ペースで片付けを進めていたことを知った。
長年のつらさまでも葬り去ろうとしているかのように、
おじいさんがいたことを一刻も早く忘れてしまいたいというように………
ふとん以外、押し入れはもう空っぽで、きれいにぞうきんがけをしてあった。
そして、おじいさんが寝室にしていたのはじっこの和室に、捨てるつもりのない遺品がきれいに整えられ、ダンボールに入れられてまるで遺跡のような隙間なく積み上げてあった。
わたしは気にせずずげずげ上がってふとんを干しはじめた。
するとあきひろは無言で片付けに戻っていった。
家中にまだ、おじいさんの匂い、懐かしい、古い布のような優しい匂いがしていた。
そして家の中を一周してみて、わたしはあきひろが超人的ペースで片付けを進めていたことを知った。
長年のつらさまでも葬り去ろうとしているかのように、
おじいさんがいたことを一刻も早く忘れてしまいたいというように………
ふとん以外、押し入れはもう空っぽで、きれいにぞうきんがけをしてあった。
そして、おじいさんが寝室にしていたのはじっこの和室に、捨てるつもりのない遺品がきれいに整えられ、ダンボールに入れられてまるで遺跡のような隙間なく積み上げてあった。



