ずっとひとりで遺品の整理をし続けていたあきひろはそのうち夜中にくたびれ果てた様子で、
口数も少なくわたしの部屋に来るようになった。
あきひろがずっと通ってきた、椿の脇の小道、竹垣を越えて、庭を抜けてやって来る時、いつもシロップが素早く気づいて出窓の前に飛び乗って迎えたものだ。
しかしシロップはもういない。
口数も少なくわたしの部屋に来るようになった。
あきひろがずっと通ってきた、椿の脇の小道、竹垣を越えて、庭を抜けてやって来る時、いつもシロップが素早く気づいて出窓の前に飛び乗って迎えたものだ。
しかしシロップはもういない。



