「わああっ」
じたばたともがき、慌てて小松くんの胸から離れた。
「なんでそんなに隙があるんだよ。もっと警戒心もたないと」
「そうなの?小松くんがそんなことするなんて思わなくて」
「武藤はさー、ああ見えて意外と堅物だからゆずちゃんがチャラいのに振り回されてるのが気になる」
「え、もう一回言って?」
「こうしよう。今日から武藤は無視、俺と仲良くすること」
「…ええっ?」
小松くんの言ってる意味がわからない。
武藤くんを無視して小松くんと仲良くするの?
そんなので武藤くんがあたしを気にするとは思えないよ。
「視界に入れようとしてないだけ。入れてやろーじゃん」
「うまくいくかなぁ…」
「失敗したら俺と付き合えば?」
さらりと言ってるけど、きっと冗談だよね。
チャラい人はみんなに言ってる、瀬名くんで学んだもん。
不特定多数の女の子に優しい男の子のこういう言葉は信じちゃダメ。
じたばたともがき、慌てて小松くんの胸から離れた。
「なんでそんなに隙があるんだよ。もっと警戒心もたないと」
「そうなの?小松くんがそんなことするなんて思わなくて」
「武藤はさー、ああ見えて意外と堅物だからゆずちゃんがチャラいのに振り回されてるのが気になる」
「え、もう一回言って?」
「こうしよう。今日から武藤は無視、俺と仲良くすること」
「…ええっ?」
小松くんの言ってる意味がわからない。
武藤くんを無視して小松くんと仲良くするの?
そんなので武藤くんがあたしを気にするとは思えないよ。
「視界に入れようとしてないだけ。入れてやろーじゃん」
「うまくいくかなぁ…」
「失敗したら俺と付き合えば?」
さらりと言ってるけど、きっと冗談だよね。
チャラい人はみんなに言ってる、瀬名くんで学んだもん。
不特定多数の女の子に優しい男の子のこういう言葉は信じちゃダメ。


