【完】武藤くんって甘くない

次の日…。



朝食会場で、隣のクラスの男の子をチェック!



あれっ。



メガネをかけていたのは、似たような髪型だけど全くの別人…。



あたし、なんて適当なんだろう!



自分のバカさ加減にこの時ほど呆れたことはない。



ちゃんと名前聞いておくんだったー!



友達に相談する?



や…どうしよう、恥ずかしくて無理かも。



山田くんに聞いてみようか…。



メガネの男の子が、電話をかけてるっぽかったよね。



うん…聞いてみよう!



「山田くん、ちょっといいかな」



ご飯を食べ終わった人からお土産コーナーを見ていていいんだけど、声をかけると周りがザワついた。



「田中が山田誘ってるぞー」



みんなが好奇の目で見てくる。



えええっ、そんなつもりないのに!