【完】武藤くんって甘くない

ええっ‼︎


怖いよーっ。



メガネの男の子は戻って来ないだろうし、不安で仕方がない。



ここにいて大丈夫なのかな⁉︎



そう思うものの全く動けないでいた。


しばらくして先生がやって来て、警報システムの誤作動だと知らされた。



ほーっ…。



「なんでもないから安心して早く寝なさい。明日も早いぞー。ほらさっさと部屋に戻るんだ」



先生の声が聞こえて、やっと生徒たちの声が聞こえなくなった。



「ふーっ、やれやれ。まさかこんなことになるとは」



「石田先生、もう準備できてますよ。飲み会始めましょう!」



「そうですね」



階段をおりて行ったのか、だんだんと声が小さくなった。



もう…ここから出てもいいのかな。



先生、いないよね?