仕事はイベントコンサルタント会社。
今朝は私が担当するイベントの重要な会議で外せなかった。
それも無事に終わってホッと息をついた。
今は会議の議事録や資料を紙で欲しい人の為にコピーを取っていた。
大事な会議は終わって気が抜けていたのもあると思う。
「何枚コピーするんですか?」
背後から声をかけられてハッとする。
「え?あっ!あぁ!!やり過ぎてる。」
「やり過ぎて、は、何をですか?」
含みを持たせた言い方に急いで後輩の小波柚の口を塞ぐ。
ふがふが言う柚を無理矢理、別の場所に連れていった。
口を塞いでいた手を離すと柚は当たり前という顔をして言ってのけた。
「これだけ眠そうなのにお肌ツヤツヤで出社されたら男だって誰でも分かりますって。」
それは柚の特殊能力!
誰にでも分かってたまるか。
だいたい……。
「男っていうか!」
「男でしょ?」
「………はい。男です。」
だって思い出してしまう。
優しく触れながら私を気遣ってくれる甘い声。
何よりガラス細工を扱うみたいに優しく触れる彼の………。
うわー。思い出すな!
あのまま忘れててよ!!!
今朝は私が担当するイベントの重要な会議で外せなかった。
それも無事に終わってホッと息をついた。
今は会議の議事録や資料を紙で欲しい人の為にコピーを取っていた。
大事な会議は終わって気が抜けていたのもあると思う。
「何枚コピーするんですか?」
背後から声をかけられてハッとする。
「え?あっ!あぁ!!やり過ぎてる。」
「やり過ぎて、は、何をですか?」
含みを持たせた言い方に急いで後輩の小波柚の口を塞ぐ。
ふがふが言う柚を無理矢理、別の場所に連れていった。
口を塞いでいた手を離すと柚は当たり前という顔をして言ってのけた。
「これだけ眠そうなのにお肌ツヤツヤで出社されたら男だって誰でも分かりますって。」
それは柚の特殊能力!
誰にでも分かってたまるか。
だいたい……。
「男っていうか!」
「男でしょ?」
「………はい。男です。」
だって思い出してしまう。
優しく触れながら私を気遣ってくれる甘い声。
何よりガラス細工を扱うみたいに優しく触れる彼の………。
うわー。思い出すな!
あのまま忘れててよ!!!