「彼氏に振られて泣いてたじゃん。」
彼の爆弾投下に動きを止めた。
「な、なんでそれ……。」
あぁ。話したかも。
どうせなら忘れてればいいのに。
口止め料も込みって言いたいわけ?
睨みつけたところで素知らぬ顔の蒼葉くんにこちらは黙るしかなかった。
無言の攻防が続いたあとため息を吐くとニンマリとした顔を向けられた。
「交渉成立だね。
絶対に上達させるから。」
「ナニを……。」
「テニスを。なんだと思った?」
「馬鹿!!!」
こんな奴に弱みを握られるなんて!
「ところで。
お探しのものはこれじゃない?」
彼は指に引っ掛けた何かを回している。
ヒラヒラした……可愛らしい………。
「ッ!!!
何、考えてるのよ!」
彼の爆弾投下に動きを止めた。
「な、なんでそれ……。」
あぁ。話したかも。
どうせなら忘れてればいいのに。
口止め料も込みって言いたいわけ?
睨みつけたところで素知らぬ顔の蒼葉くんにこちらは黙るしかなかった。
無言の攻防が続いたあとため息を吐くとニンマリとした顔を向けられた。
「交渉成立だね。
絶対に上達させるから。」
「ナニを……。」
「テニスを。なんだと思った?」
「馬鹿!!!」
こんな奴に弱みを握られるなんて!
「ところで。
お探しのものはこれじゃない?」
彼は指に引っ掛けた何かを回している。
ヒラヒラした……可愛らしい………。
「ッ!!!
何、考えてるのよ!」

