私が質問した内容に蒼葉くんは呆れた顔を向けた。
「そこからもう記憶が曖昧かぁ。
まぁそうだよ。
送ってた美希さんに耳を甘噛みされた。」
「ちょ!ちょっと待って!!
順序立てて説明して!」
み、耳を噛むってどういう状況よ!
「だから俺が酔った美希さんに肩を貸してたら………。」
「待って!やっぱり話すのを待って!!!」
なんだか聞く勇気がどんどん無くなっていく。
「一番聞かなきゃいけないこと教えてあげる。」
いたずらっぽい笑みを浮かべて体を近づけた彼が耳元で囁いた。
「昨日の美希さん良かったよ。」
ズサササササッ。
効果音が聞こえそうなくらいに後退りをすると離れた場所で彼は笑う。
「酔った人を襲うの気が引けたんだけど、美希さんも俺にしがみついちゃってさ。
スゲー可愛かったな。」
「口から出まかせ言わないで!」
しがみついたりなんか……そんな………。
「そこからもう記憶が曖昧かぁ。
まぁそうだよ。
送ってた美希さんに耳を甘噛みされた。」
「ちょ!ちょっと待って!!
順序立てて説明して!」
み、耳を噛むってどういう状況よ!
「だから俺が酔った美希さんに肩を貸してたら………。」
「待って!やっぱり話すのを待って!!!」
なんだか聞く勇気がどんどん無くなっていく。
「一番聞かなきゃいけないこと教えてあげる。」
いたずらっぽい笑みを浮かべて体を近づけた彼が耳元で囁いた。
「昨日の美希さん良かったよ。」
ズサササササッ。
効果音が聞こえそうなくらいに後退りをすると離れた場所で彼は笑う。
「酔った人を襲うの気が引けたんだけど、美希さんも俺にしがみついちゃってさ。
スゲー可愛かったな。」
「口から出まかせ言わないで!」
しがみついたりなんか……そんな………。