私が書いていたケータイ小説がバレて、アカウントを消してもダメ。




メッセージに恐ろしいことを書き加えてもアイツは反省せずに笑ってる。




許さない。絶対に許さない。




赤月美那(あかつきみな)を私は絶対に許さない。




私の悪口を大声で言ってさ、私の人生の全てを奪った。




倉上陽太(くらかみようた)、お前も許せない。




だからお前らの人生の全てを私が奪ってやるよ。




私がお前らを苦しめてやる。






生まれ変わったら、お前より幸せになって殺しに行くよ。
















彼女はシャーペンの芯が折れるくらいの力と想いを込めながら「遺書」を書いていた。