さすが・・・。そんな言葉聞き飽きた。

「愛花。」

「琴葉・・・?」

「さっきの英語の時間。ドイツ語すごかった。」

「うん・・・。」

お嬢様な琴葉はあらゆる国の言語を喋れる。

「どうしたの?」

「さすがだって。さすが愛花だって・・・。」

「・・・そっか。」

「こっとはー!」

「・・・雪音。」

「お昼食べよ食べよ。」

「わかってるわ。柚菜は?」

「保健室で休んでるとかー。」

「えっ!」

「何?愛花どうしたの?」

「柚菜大丈夫なの・・・!?」

「えっ・・・うん。」

「柚菜足痛めたの?」

「うん・・・。大丈夫かな。」

「あれは完治しないらしいからね・・・。」