君は、幸せになって~親友たちのその後~

「…って。」

「え?」

「帰ってよ!あたしは会いたくなかった!

だから、何も言わずに離れたのに!

どうして!」

「そんなに言わなくてもいいだろ!

愛梨はどんだけ苦しんだか…」

「あたしが一番苦しいの!

何にも分かってないくせに

分かったような事言わないで!」

無理やり病室から追い出される。

琴は会いたくなかったんだ。

ショックが大きすぎて思考がストップする。

「愛梨?大丈夫?」

「う、ん。大丈夫。」

「ごめんなさいね。

ずっと、あんなんなの。

でも、あの子に残され時間を楽しんで過ごしてほしいから。

だから、また…「来ます。」

そんなので離れたりしない。

私はどんなに拒絶されたって、絶対に離れない。

「絶対来ます。」

「そう、よかったわ。

家まで送るわね。」

「ありがとうございます。」

絶対に私が幸せにして見せるから。

待ってて。琴。