「そう?私的には、
いい雰囲気に見えるけど…好きなんでしょ?」

そう聞いてきたのは、大橋先輩だった。

カァァ…と身体が熱くなってしまう。

「ち、違います!!
す……好きなんて……そんな」

「えっ?でも、憧れてるんでしょ?会長に…」

「……っ!!」

何だか何も言えなくなってしまった。

確かに。雅先輩は、凄く素敵な人だ!

優しくて笑顔が素敵で
皆に慕われていて凄い人だと思う。

さらに身体中が熱くなってきた。

『ふ~ん』

さらにニヤつく美久先輩と大橋先輩。

雅先輩には、確かに憧れている。