するとパチンッと 蓮先輩が指を鳴らした。 そうするとビデオカメラを持っていた人が、 スッと腕を下ろした。 えっ…? 「こいつ…俺の部下なんだけど」 「嘘…いつの間に…!?」 驚きを隠せない花菜ちゃん。 「悪いんだけどさ~お前の策略? 全部見抜いているんだ。 だから、俺の駒になってもらった」 えっ……えぇっ!? 私も驚いた。 「なっ…どういう事よ!? 何で、分かったの?」 花菜ちゃんは、焦りながら言ってきた。 「さぁ~何でだろうね?」 蓮先輩は、ニヤッと笑った。