「うん…ありがとう」 一口飲むと何だかホッとする。 「お前…何があったんだ?話してみろ。 俺達が、協力出来る事があるなら協力するから」 こんなこと話せない。 何をどう話したらいいか 分からないし……。 「……。」 「俺達に話せない内容なのか?」 「…ごめん。お兄ちゃん…」 そうするとハァッ…とため息を吐きながら 「…無理に話さなくてもいい。 話したくなった時で…」 そう言ってくれた。 お兄ちゃん…。