いつか、眠るまで









よし、今後楠木くんには関わらないようにしよう。



心の中で、誰にも気づかれないように決心した。



「あーわかった!俺、今日の放課後は花園っちと遊びに行くから!」



そう言って私を抱き寄せる。



周囲の目が変わる瞬間だった。



前言撤回。



楠木くんには、この決心した思い気づいてほしかったわ。