いつか、眠るまで









あいつらへの復讐が終わった今、今度は未亜の番だ。



正直言うと、こんなことしたくない。



けど、それだと琉音を裏切ってしまう。



それに、ここまできたんだ。



今さら引き返すことなんて出来ない。













なんて思っていたのかいけなかったのだろうか。



次に彼女に会ったとき、




彼女はもう


俺のことなんか覚えていなかった。