いつか、眠るまで









最近、惚れてきてるなとは感じてたけど、しっかり告白するんだ…。


と、失礼なことを考えつつ、上履きを履く。



未亜からの告白。



そのことに舞い上がってる自分がいる。



って、そうじゃないだろ、俺。



これは復讐の一つなんだ。



その日言われたのは、俺の予想してた告白とは全く違った。



そこで聞いたのは、花園さんの秘密だった。



生まれつき病気をもっていること。



それは、俺にとってとても良い復讐素材だった。