だから、いろんな人と遊んだ。 その中で、花園さんといる時間も大切にしながら。 彼女に近づけば近づくほど、どんどんわからなくなっていった。 本当にこいつが琉音を殺したのだろうか。 本当は、違うんじゃないだろうか。 しばらくすると、花園さんから呼び出しをされた。 「今日の放課後、教室で待ってます…って、これもしかして告白か?」 その頃、俺と未亜は仮のカレカノになっていたので、てっきり告白なんてしないのだろうと思ってた。