日に日に増えていく体の傷が、絶えることは無かった。






そして、8月15日。



「あれ?琉音、どこ行くんだ?」



まさか、いじめっ子に呼び出された…とか……?



「ちょっと遊びに行ってくる。
花園さんに、遊びに誘われたんだ。」



「え?花園さんって、彼氏いるんじゃなかったっけ?」



「あー、あれなんだけどさ、後々考えてみると嘘コクに見えるんだよ。なんていうか、好きオーラが見えない…みたいな?」



なんだそれ…(笑)



この後、俺はすごく後悔した。