「未亜?」 那音が、私の様子に異変を感じたらしく、疑問の声をあげた。 那音、ごめんね。 今まで、内緒にしてて 本当にごめんなさい。 でも、もうやめるから。 私は重い口を開けた。 「那音、今日は大事な話があるの。私ね──」