ワンワン!!』



『おっ!食べ終わったのか?美味しかったでちゅかぁーーー?!』

……



わっーーー!!!ヤバい!

 ついつい、でちまった!!

こんな事聞かれたら俺のイメージダウンに繋がりかけない!!

 危ない危ない……



あれ?!ロビンは?!



『ロビーン!』





居ない……



何処へいった?薄情なやつだなー。



『腹いっぱいになったら、おさらばかよ!!』

俺はロビンが食べ終わった皿をティッシュで拭きながらキョロキョロとロビンを探していた…_



『ワンワンワン!! 』



 『あっ!ロビン!!こっちにこいよ!』



ロビンは高台を少し下がった木がうっそうと茂った森から俺をじぃーーーと見つめて動こうとしない……



俺はロビンのお皿と空の缶詰めを鞄に直してロビンの所まで歩いていった……



『それにしても暑い……ロビンは暑くないのか?』



俺が近づいて行くとロビンはうっそうと茂った森の中へ……



どんどん……どんどん進んで行った……

 まるで

俺を導いているかのように……