ハンバーグを一口大に切り口に運ぶ姿をマジマジと見てしまう。

するとハンバーグを噛む水田くんの動きが固まった。

あ、あれ?もしかしてまずかったかな…。


少し背中に冷や汗を感じた。


「…………うま!」


目を輝かせてそう言ったかと思うと食べるスピードをはやめる。

そんな喜んでくれるんだ。

いつも真顔の水田くんが笑顔になった…。

なんか勝った気分。