斎藤が店を出ようとしたら、雨がザーと降りだした。

斎藤「ゲ…雨じゃないか。ちょっと店で待つか。」

入ろうとしたら。

店主「なんだね。」

斎藤「いや、なんだね。って雨に降られてるからさ…ちょっと店で寛ごうかなと思ってさ。」

店主「ダメだ。」

斎藤「ダメだってなんだよ!雨降ってんじゃないの。」

店主「見りゃ分かるわ。」

斎藤「じゃあ入れてくれ。」

店主「やなこった。」

斎藤「いや何でだよ!」

店主「お前のことが嫌いだからだ。」

斎藤「マジで言ってンすか。」

店主「冗談を言ってる目に見えますか。」

斎藤「つぶらな瞳に見えるわ。」

店主「入ってよし。」

斎藤「何でやねん。どの基準やねん。」

店主「いいから入れよ。」

斎藤「わーい。」

店主「嘘だね。」

斎藤「嘘かよっ」



おわり