「まじあのハゲどこまで掃除してないんだよなって話だわ。」


私と渉は片付けが終わったあと、近くのカフェに行った。


『ほんとね、まじちょっとあの頭も洗ってないんじゃないかって思ってしまうw』



私がそう言うと渉が腹を抱えて笑い出した。



「まじお前面白いっつの。ははっ!」


『いやただほんとに思ったこと言っただけだけど……?』


「そういうとこマジ好き。」



ドキッ


『わ、私も好きだよ///』



は、恥ずかしい///






顔を上げると


渉が顔を手でおおっていた。


『ちょ、どうしたの?渉、大丈夫?』



「いや、大丈夫。よ、よし帰ろっか。」



『そだね、』



ちょっと渉の顔が赤いような…


まぁ気のせいか。





渉は私を家まで送ってくれた。


『じゃね、バイバイ!』



「おう、じゃあな。あ、」



そして、私の唇にあたたかいものが触れた。



「こんどこそじゃあな。」



と手を振って帰っていった。



ひゃあ、キスしちゃった。



――ズキッ



「…う"っ…」





あぁ、早くベットに入ろ。


ただの疲れだから大丈夫だはず。




私はフラフラしながら階段を登った。



そして、ベットに倒れ込んだ。



あぁ、もう疲れた…。



今日は寝よっかな。