((ガラッ
誰?先生かな?
後ろを振り向くと
「遥も片付け?俺もなんだよ。」
この人は私の彼氏。
高1の頃から付き合ってる、秋山 渉。
みんなにモテるイケメンで性格もよくて、ルックスもおっけい。
私は嫉妬しちゃう。
『え、渉も?私、遅刻しちゃって。』
「まじ遅刻?俺も。でも良かった、遥と一緒で。」
ドキッ。
なんでこういう時にそういうこと言うかな。
心臓がバクバクなるよ。
「じゃあ、さっさと片付けよっか。」
『そうだね。プリント今集めてるの。』
そう言うと一緒に集めてくれた。
そのとき、
――ズキッ
『っ…い……たっ……。』
私は思わず、頭を押さえた。
私の声にどした?素早く気づいてくれる渉。
『いや、最近頭が痛くて…』
渉は一瞬難しい顔をして、
「え、大丈夫なのか?早く病院いけよ?」
と、私の頭をぽんぽんした。
『うん、大丈夫。ありがとう。今度、病院行ってみるね。』
「うん、そうしろよ。心配だからな。」
最近、頭痛が激しい。
だけどその他はまだ何も無いから病院も行かなくて大丈夫かなぁって思ってて病院は行ってない。
だけど、今度行ってみよっかな。
『よし、さぁやろう!』
「お、おう。」
私と渉はそれから2時間片付けをしたのだった。