君との優しい嘘で





『ん…』



私は泣き寝入りしていたみたいだ。


時計を見ると、朝の5時を指していた。



はぁ、今日は早く学校行こっかな。



どうせ…あとちょっとなんだから…


『…よしっ、そんなこと考えない!考えない!ポジティブに生きるぞ!おぉー!』



いや、朝っぱらからうるさいね。



まぁいっか。



私は制服に着替えた。



次はストレートの髪をクシでとかして、




ゆるくメイクして、完了!




下に行こっかな。


私は階段を降りてリビングに行った。



『おはよう。』


「あら遥、今日は早いじゃない。」


『目が覚めちゃって。』



「そう、ご飯出来てるわよ。」



私は椅子に座り、朝ごはんを食べ始めた。



何日か病院のご飯だったからお母さんのご飯がいつもより美味しく感じる。


味わって食べよっと。