猫の恩返し【B L】




絢都side




撫でる手が、いつもと同じで安心した。




「おやすみ、唯翔。」




記憶がないはずなのに、オレのことを受け入れてくれて。





料理ができないオレのかわりに作ってくれた。







「唯翔…」






横で眠る唯翔の髪を撫でると、くすぐったそうに少し笑った。








「なんで、オレだけ…」






忘れられたんだろう。