絢都side 撫でる手が、いつもと同じで安心した。 「おやすみ、唯翔。」 記憶がないはずなのに、オレのことを受け入れてくれて。 料理ができないオレのかわりに作ってくれた。 「唯翔…」 横で眠る唯翔の髪を撫でると、くすぐったそうに少し笑った。 「なんで、オレだけ…」 忘れられたんだろう。