「まだ遠く行ってないよな…」 出てから少し経つけど… 猫のままだと、車通りの多いこの周りじゃ危ない。 止めるべきだったな…。 「…っ、」 なんだろ、頭がズキズキする… 「唯翔、なにして…っ唯翔?!」 最後に見えたのは、視界いっぱいの白。