猫の恩返し【B L】




「潤、起きろって。飯冷めるぞ。」





潤は朝が弱く、いつも俺が起こすわけだが…今日はいつにも増して起きねえな。







「さっきからおばさんから連絡きてんのに…」







枕元にある潤の携帯がさっきから何回も光ってるし。






「おい潤、いい加減…っ」








それは一瞬で、ものすごいドアの方から殺気を感じた。








…誰と勘違いしてんだコイツは。