「ふぅ…」




風呂場に入った途端、絢都は人間の姿になった。





「お。なんか久々に見る気がする。」




今日は朝以来見てないからな。






「…」





返事をしない絢都は、黙々となにか準備している。









「…オレが、唯翔の髪洗う!」






シャンプーを片手に絢都が言った。







「いいよ自分で洗えるし…」