猫の恩返し【B L】




「にゃ〜…」





絢都は潤から離れ、俺の足元にまとわりついてきた。





「どうした?絢都。腹減ったのか?」





昼飯はレンチンできるように置いてたし、…足りなかったか?






「にゃぁ…」






絢都の前に座ると膝の上に乗ってきた。








「…寂しかった。」






ぼそっと呟いたのは潤ではなく、絢都だった。