「…ダメ、なのか?」 上目で少し見てくる絢都の毛先を少し指に絡めると、擽ったそうにした。 「もうとっくに友達以上だろ?」 一緒に住んでるし、ペット?だし。 「そ、そうなのっ?」 尻尾が見えそうなほど嬉しそうに、キラキラした目で見つめてくる絢都。 「ただの友達なら一緒に住んだりしねえよ。」