「じゃーな唯翔!」





「おう。」





うちの近くで別れた友達、潤。





元気で、なんかオカン系男子なやつ。






ここまでは、いつも通り変わらない日常だった。









…こいつに出会うまでは。








「…にゃー…」






俺の家の玄関の前で座っていた猫。