彼氏が最近かまってくれないので、彼女反撃を開始します

「ッ~!?」

その言葉により、電流から氷に変化するように全身に寒気が伝った。
同時に目の前にいたはずの輝が、後ろへ吹っ飛んだ。
押したのは私、ではなく...。

「痛いよともちん!」

智樹だ。

何処から現れたかはわからないが、現在私に背を向けるように立ち、尻もちをついている輝を見下ろしていた。

「痛いじゃねぇ。美穂に何話してたんだ」

口調からして怒っているのが理解出来た。
智樹に怒られ慣れしている輝は、一瞬私を見た後すぐにへらっといつものように馬鹿っぽく笑う。