彼氏が最近かまってくれないので、彼女反撃を開始します

たしかに、彼女の言うことはご最もだが、その行動というのが難しい。

ひとまずそのことは床にでも棚にでも置いといて、床に無造作に放置されている私物のバレーシューズを手にし、体育館へ向かった。
向かう途中、咲楽が「帰りの方ではなにか進展は無かったんですかー?」と質問してきた。

「えー。
ないな、ただ帰っただけ」

「手すら繋いでいないと?」

「ないね。そもそも向こう私のカバン持ってくれてたし」

「それは良いのか、はたして悪いのか」

咲楽の言葉に一理あり、悪いのか悪くないのかわからない。

というより今はそんなこと忘れてバレーに集中したい、そんなわけでパン!と手を叩いてこの会話を強制終了させた。