彼氏が最近かまってくれないので、彼女反撃を開始します

時の流れは早いもので、現在19時となり部活終了時間になっていた。

「「お疲れ様でした!」」

使用したボールを片付けたり、モップをかけたりする。
もちろん道具をしまう場所も男バレと同じ。

かけ終わったモップを倉庫に戻している時、うなじあたりに冷たいものが当たった。
いや、当たったんじゃなく当てられたのか。
その際「う"ぉ!?」と何とも女子力のない声が出てしまった。

「はッ...女らしくねぇ声」

聞きなれた声、振り向くとそこにはスポドリを持った智樹が立っていた。