「....あなたと悠雅君の恋の象徴、花。その花はこれから急成長すると思うけど、そうならない可能性が高いよ。」
「...どういう意味?」
「害虫がその花を食べに来る。放っておけばあなたは完璧に痛手を負うことになるかもしれない。
ただ、その害虫の体内に流れ込む液体。それはその花を更に成長させ、もっと危険な養分と化す。」
「何が言いたいの?」
「上手く利用しろってことよ。そうすればあなた達の関係は更に発展するわ。アドバイスが欲しかったら電話かけて。...色んなアドバイスしてあげるから....」
雫はニタっと気味の悪い笑顔を浮かべた。真帆は正直ゾッとして鳥肌が立った。
「...さ、最後に私から二つ。なんであんたはあそこにいた?それと何故私に?刑務所にでも行けば聞ける話なのに。」
「....あそこは人が身投げする場所。だから身投げさせる人もいると思って待ってた。
それと刑務所の囚人の件だけど、それは考えたわ。だけど、出来れば記憶からして最近の方がいいじゃない?それに実際見れたら第三者の感情も分かる。
他にご質問は?」
真帆は雫の言葉を無視して歩き出した。鞄をぎゅっと抱えていた。



