「...ありがとう晶子。私大丈夫だから....」
「あっ、それとね?ちょっとカラオケいかない?気分転換にっていうか...あんまり気を落とし続けると返って体調崩しちゃうし...先輩のことは信じて待つしか」
「大丈夫だよ晶子。それに、私これから急ぎの用事があるんだ。カラオケは明日行こ?」
そう言うと晶子は寂しげな表情をしながらも、精一杯微笑んでゆっくりと頷いた。
晶子....彼女に打ち明けたい。私の先輩への想い、あいつを殺した事を...そして祝福して貰いたい。応援して貰いたい。
だけど....正義感が強い晶子じゃあなんて言うか分からないから怖い。あいつは死んで当然、殺して当たり前の存在なのに「命を大切に」って怒られそうで...だからもう少し落ち着いてから話すよ。
心の中でそう訴え掛けて、真帆はその場を後にした。



