「い、一発!?まさか...
せ、先輩。最後の質問です。悠雅先輩は私の事が好き"じゃない"。どうですか?」
「....は、はい...」
ビーッ!ビーッ!
今まで静寂で答えていた嘘発見器が鳴り始める。その事に悠雅はゾッとした。信じられない出来事が立て続けに起きて寒気を感じる。
な、なんで!僕は真帆のことなんてこれっぽっちも好意を抱いていないのに!なんで!?なんでなんでなんで!!?
「嘘発見器は壊れてない...ってことは....嘘!先輩!私の事を好きになってくれたんですね!!あはっ!やったぁ!やったぁぁぁぁぁぁ!!!!」
真帆は悠雅に思いっ切り抱き着いた。息をしずらく成程締め付け、顔を悠雅の頬に擦りつけていた。
「嬉しい!嬉しいですよ先輩!!ようやく両想いになれた!やっと先輩と一つになれる!!幸せ!私とっても幸せです!!」
歓喜する真帆と真逆に悠雅は吐き気すら感じていた。憎き相手に抱き着きられる、この吐き気は本物と感じる。
違う!この嘘発見器壊れてる!なんで...なんで真逆の結果が出るんだ?
それとも、僕の最初の念じが強すぎたのか?
真帆は悠雅から離れて、口を開けて見ていた雫の元へ立ち寄った。
「やったよ雫!私、悠雅先輩と両想いになれた!!」



